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2007年11月22日 (木)

プレイバック '07 F1 -1-

ブラジルGPの燃料温度問題も解決し、

正式にキミ・ライコネンのチャンピオンが決定しました。

というコトで、チームごとに今シーズンのF1を振り返り、

採点してみたいと思います。

 

スパイカー

 

いまやフォース・インディアと名を変えたこのチームから。

昨シーズン途中でミッドランドを買収し、

華々しく出航したチームでしたが……。

マシンはミッドランド以前のジョーダンをモディファイしたもの。

昨シーズンのスーパーアグリのような状態でした。

ホンダのマシンを手に入れたスーパーアグリは大きく飛躍し、

結果、最下位の常連に……。

台所事情も芳しくなく、競争力の無いマシン。

しかし、光明もありました。

トヨタにクビを言い渡され宙に浮いていた大物エンジニア、

マイク・ガスコインの獲得に成功したのです。

'05・'06シーズンのルノーの成功は彼によるトコロが大きく、

チームにとってはこの上ない希望となりました。

それから、新人エイドリアン・スーティルの快走。

全日本F3チャンピオンの肩書き以上の活躍。

なかでもパドックの注目を集めたのが、

モナコGP、P3での一番時計。

それまでもチームメイトの

クリスチャン・アルバースをアウトクォリファイし、

決勝でも前でチェッカーを受けてきました。

ガスコインとスーティルは他チームもうらやむ陣容です。

とは言えマシンは旧式、資金も少ないとなると

リザルトは追いついてきません。

しかも、成績不振のためにアルバースは途中解雇。

なかなかガスコイン効果は現れません。

期待は自然とガスコインの手が入れられたBスペックに集中。

早期投入を目指すも開発はなかなか進まず、苦闘が続きます。

その間目を引いたのは、解雇されたアルバースに代わり

ヨーロッパGPにスポット参戦したマーカス・ヴィンケルホックが

ラップリーダーで走行したコト。

最後尾からレインタイヤで賭けに出たコトが奏功し、

快挙を成し遂げました。

最も、最終的にはリタイアしてしまいましたが……。

日本にとってのニュースは、

山本左近が起用されたコトに尽きるでしょう。

カスタマーシャシー問題、テストドライバーの

ギド・ファン・デル・ガルデの保有権と、

スーパーアグリとはやり合っていましたが、

ファン・デル・ガルデに続き、

スーパーアグリの第4ドライバー、左近を奪ってみせたのです。

左近起用については復讐よりも、純粋に左近の評価でしょう。

'05シーズンの日本GP(当時はミッドランドの前身、ジョーダン)

でサードドライバーとして起用された時、

スポーティング・リレーションズ・マネージャー

(アドバイザーのようなものか)である

ジョニー・ハーバートが高く評価。

当初はシーズン頭から左近起用の可能性もあったくらいです。

チームの面々とも顔なじみでしたから、

左近の加入はスムーズでした。

そして迎えたトルコGP、待望のBスペック投入。

これでようやく戦えるようになったのです。

マシンは伸長著しく、素性も素晴らしいものでした。

それは日本GPでのポイントゲットという形で結実します。

リウッツィのペナルティによって獲得したポイントとは言え、

シーズン唯一のポイントでしたから、

何物にも代え難い喜びでしょう。

しかもマクラーレンのコンスタラクターズポイント剥奪により、

コンストラクターズランキング10位以上が確定、

来シーズンの輸送費が援助されます。

これは大きい。

が、ここまで。

資金難によりチームは買収の憂き目にあってしまうのです。

 

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今シーズンのスパイカーの評価

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50pt

 

 

ジョーダン → ミッドランド → スパイカー

そしてフォース・インディア。

ここ数シーズン毎年チーム名が変わっていますが、

来シーズン以降は落ち着くでしょう。

新オーナーのビジャイ・マラヤはインドどころか

世界屈指の大富豪。

豊富な資金を背景に、ガスコインが存分に

腕を振るえる環境が整いつつあります。

手始めにマーク・スミスの加入が発表されました。

ルノー時代、ガスコインの元でチーフデザイナーとして

マシンを作っていた大物です。

シートに関しては、おそらくスーティルが残留するでしょう。

マクラーレン入りの噂もありますが、

彼の流出は死にものぐるいで阻止すると思われます。

もう一人は来シーズン開幕ぎりぎりまで決まらないでしょう。

有力なのは

ヴィタントニオ・リウッツィ(トロロッソ)

クリスチャン・クリエン(ホンダ3rdドライバー)。

エンジンは引き続きフェラーリを使用。

チームの将来は非常に明るく、

来シーズンの飛躍は間違いないでしょう。

 

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