« ビー玉 | トップページ | 声優語り7 »

2007年11月17日 (土)

サイクルモード、自転車について語る

(自分の日記から、一部内容を追加して転載)

今年も今週末、サイクルモードが幕張にやって来た。

各社の2008年モデルの自転車(ロード、MTB、小口径、リカンベントetc…)が一同に介するビックイベント。

なおかつ普段絶対乗れないような高級車にも試乗も出来ると言うスバラシイ場所なのです。

まあ、自転車に乗り始めて1年チョイのペーペーが感想を語るのもおこがましいですが、一応。

どうなんでしょう。総括としては流れが停滞している感じですかねぇ。

もちろん、各社ともフラグシップモデルをこれでもかと出してきてるわけですが。

フレームは高剛性、ダウンチューブ、BB周り、チェーンステーを巨大化して安定感を得ている。

方向としては全く間違っていない。

間違っていないけれど。正直、面白味には欠ける。

一応各社ハイエンドバイクを15以上も試乗してみた結果だが、結局は微妙な乗り味の変化でしかない。

その微妙な変化こそが大事なのだろうが…。

(ま、今年最も革新的といわれるTREKのMADONには乗れないままこれを書いているのだが…)

正直な所、カーボンバイクが主流になった時点から今年までで、ある程度の所までは行き着いてしまったのだろう。

オートグレーブによるフレームの一体成型やカーボンナノチューブ技術、あるいはラグの接着技術の向上。

それ以上先は?と問われれば、それを答えられたメーカーが今後のトレンドを作っていくのだろう。

何かこう、自分的にはもっと尖ったものを期待している部分もあるのだが…。

結局大手メーカー側としては、そういう「売れるか解らない」ものを冒険して作る必要は無い訳で。

むしろ今はそういう冒険を犯せない、油断できない時期にあるのも確かだ。

そういった中で、頑張って欲しいのがいわゆる小売店の方々だ。

何と言うか、ユーザー志向というか「自分で使って良いもの」を売っている(輸入している)所が見受けられた。

「自転車はこうでなくちゃならない、だからこういうのを扱っている」という信念を感じる。

むしろ、自分の扱っているモノ以外は認めねぇ的な迫力すら感じた。

こういう尖ったのが、自分は大好きだ。

「これは私の自信作です」なんて言って試乗させてくれたら、それだけで嬉しいというものだ。

あとは、意見のフィードバックが得られそうなのが良い。

基本的に乗ったすべての自転車は、返すとき担当者にどんな些細な事でも感想を言った。

だが、大手メーカーの自転車には「これはこういうコンセプトですね」とは言えても「こうした方が良い」とはとても言えない。

(まあ、大手のハイエンドの殆どは文句の付け所のないものばかりだったけど…)

だが、小売店の自転車は「これはどうしてこうなのか」「こうした方が良い」と言う意見も言いやすい。

…言わなくてもあちらから延々と説明してくれる事が殆どなのだが。

モノ作り、という観点では、やはり製作者が現場(レースやライドなど)に近いほうがいい。

今日会場で、MTB乗りにとってはある意味「神」とか「開祖」とも言える一人、ゲイリー・フィッシャーが自分のブースに来てサイン&握手会をしていた。

その後何気なく別会場にあるマウンテンバイクの常設コースに来て見たら(ここではMTBの試乗をやっている)、何だかデカイ外人が凄い勢いで走っている。

ゲイリー・フィッシャーその人だ。

その彼が、一般の試乗者に混じってコースを何週もしている。

ファンからすれば、シューマッハと同じサーキットコースを走ったり、アントニオ猪木に卍固めをかけてもらうのと同じ現象である。

もちろん彼自身は始めっから自転車乗りな訳だが、実際にコースを走る様子は実に楽しそうだった。

彼自身が楽しんでいるから、自転車を作れる。これ以上の説得力は無いだろう。

(まあ、ゲイリーフィッシャーブランドは大手ブランドの傘下な訳だが)

自転車乗りには、色々車体を買って乗り換えたら最後はフルオーダー、みたいな流れがある。

まあ、バイクや車や他の趣味でもそういうのってあると思う。

小売店で作られる(作ってもらう)フルオーダーのオンリーワン自転車、というのも一つの夢ではないかなぁ。

でも、昨今の自転車業界は景気がいいとは言えず、小さい会社程不利な状況にある。

自分だけの最高に尖ったバイクを(ある程度のお値段で)オーダーするのも難しくなるのは確実だろう。

残念な事だが。

今年はある意味各社様子見的な部分も見受けられた。

2009年には、何か一つ、度肝を抜くようなモノの発表を切に期待したいと思う。

あ、ハイエンドの自転車の値段はもう度肝を抜かれてます(汗)

各社の皆様、偉そうなことぬかしてスイマセン。

|

« ビー玉 | トップページ | 声優語り7 »

◇しよう」カテゴリの記事

●コラム」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/446045/8991072

この記事へのトラックバック一覧です: サイクルモード、自転車について語る:

« ビー玉 | トップページ | 声優語り7 »