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2008年1月28日 (月)

ディープブルー (アイドル愚考録 )

先週はよいグラビアに巡りあえなかった。

週刊ヤングサンデーの表紙だった、浜田翔子のグラビアにはかなり惹きつけられたのだが、表紙以外のグラビアが袋とじであったため、ここで取り上げるほどの素材を入手できなかった。

(春を思わせる、ソフトで甘めの画面構成だが、中心に彼女の飛びぬけて大きな黒目が配置されることで、画面がビシっと引きしまっていた。中々の力作である)

それにしても、よいグラビアとは一体何か。

具体的に何がその優劣を分けるのか。

あくまで私見だが、そこにメッセージがあるかないか、だと私は考えている。

単純な「初めまして」の挨拶から、「この意味が分かるかな」というような謎掛けまで、さまざまなメッセージがあるが、これらメッセージがないものは画面構成が散漫になりがちで、必然的に面白みのないグラビアになってしまう。

反対に、伝えたいことが明確であれば、そこにたどり着くための工夫、演出が生まれる。彼女らの表情、身体にも方向性が出てくる。そうしたものは傑作が多く、たとえ失敗しても何か心に引っかかるものを残す。

中には全ての手の内を晒さず、その端の方だけを覗かせて、こちらを誘ってくるような作品もある。

その手の作品と出会うと大変だ。

下手をすると深みに引きずりこまれる。わざと簡単な道筋を示し、見当違いの方向に誘導する、性悪なものもある。

しかし、こちらにも意地がある。

恐れず深く深く潜行し、溺れかけ、半ば意識を失いつつ何とか浮上する。そこで初めて自分の手が何かを掴んでいることに気付く。

そんな作業を繰り返し、ようやく真相にたどり着いたときには心も身体もへとへとになっている。

近頃は浅めのグラビアばかりで、こういった心配はないのだが、そろそろ恋しくなってきている。

あの、光の差さぬ暗い水底が。

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