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2008年4月21日 (月)

昨日の敵は……( アイドル愚考録 )

先週のグラビアで目を惹いたのは、ヤングサンデーの池田夏希であろうか。

しっとりとした白い肌。かなりのもち肌である。

しかし、この手の肌は太陽の照る野外での撮影では紫外線で肌が赤くなってしまう危険がある。ぜひとも撮影後の肌のケアは念入りにしてもらいたいものである。

グラビアアイドルは肌のケアは欠かしてはならない。武士が刀の手入れを怠ることがないのと同じである。

以前、グラビアアイドルにはマチ組とヤマ組があると書いたが、彼女は間違いなくマチ組である。

上記のような肌質の問題もあるのだが、それよりも人工の光の方が彼女を美しく輝かせるという確固とした自信があるからである。

それは中盤辺りに配置された、青いタイルのシャワールームでのカットだった。

その美しさに私は息を呑んだ。

ほの暗い、青と紺が曖昧に溶け込んだ光線が画面を支配している。まるで深い海の底にいるようだ。

そこで彼女は大きな身体を竦めるようにして立っている。

その表情はどこか痛みを堪えるような、退廃的な官能美を覗かせている。

ロケの場所、演出、そして彼女の資質が見事に一致した、奇跡のようなカットになっていた。

ところで、ひとつ気になったのが彼女のコメントである。

彼女の左の顎には大きめのホクロがある。

彼女はそれをチャームポイントに変えていく、といった趣旨のコメントを寄せていた。

そのコメントの裏には、幼い頃よりそのことをからかわれ、随分と気に病んできたに違いない、彼女の労苦と絶望が隠れているのは誰の目にも明らかだ。

もしも彼女が単なる開き直りで言っているのであれば、私はこう言ってあげたい。

それは間違いなく、君の強みであるのだと。

成る程、確かにそれは美しいものではないかもしれない。商品としての価値を落としてしまう傷であるのかもしれない。

しかし、我々人間には完璧なものよりも、どこか歪み、崩れがあるものを好む面もあるのである。

幕末を駆け抜けた剣士、イバハチこと伊庭八郎は隻腕の剣士であった。

龍馬や新撰組程の知名度はないが、その人気は昔から非常に高く、池波正太郎や子母澤寛などの高名な作家にたびたび取り上げられている。

また林不忘の作り上げた剣怪、丹下左膳もまた右腕右目が不自由である。

彼らは自らの身体の不備を嘆くだけでは終わらず、その身体で出来る限りのポテンシャルを引き出すために感覚を鋭くし、やがて常人には想像もつかない動きを習得するにいたった。

池田夏希もまた、同じ道を歩んで貰いたいものである。

追記 それにしても彼女の出身地は千葉なのか埼玉なのか。以前の芸名、大森美希の時には出身地埼玉と書いてあったのが、池田夏希名義では千葉になっている。これは何故なのだろう。

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