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2008年6月 2日 (月)

成海璃子が笑うのならば ( アイドル愚考録 )

人間には、たとえそれが破滅につながろうとも、己の信念を貫かなければならない時がある。

シュリーマンが世間からの嘲笑に屈せず、トロイの存在を信じ続けたように。リンドバーグが無謀と言われた大西洋横断に挑戦し、パリの灯を目にしたように。

私はドコモを選び続けよう。

成海璃子がCMに出演するかぎり。

友人諸氏に言わせると、料金、サービス、スペックなどにおいて、ドコモは同業他社に大きく水をあけられているとのこと。機械オンチの私にはその真偽を確かめる術はないが、先日、同業他社が利益を上げる中、ドコモだけは業績が落ちているとの報道があったのは事実である。

しかし、私にすれば、そんなことは瑣末なことである。

重要なのはドコモが成海璃子をCMに起用したということだけだ。

友人の一人が言った。

「お前はCMに踊らされている」

しかし、それは正しくない。なぜなら、私は自ら望んで踊っているのだから。

たとえ、見かけは同じであっても、そこには天と地ほどの開きがある。

それは覚悟の量の違いである。

これが人に命じられ、もしくは騙されて行っていたならば、生じた不利益は自分ひとりだけの責任ではなくなる。被害者という名の逃げ道が残されている。

しかし、それが自発的に、確信的に行われた場合、蒙った被害の責任はすべて一人の人間に帰結する。逃げ場所は残っていない。

私はそのことを自覚している。

もしも、それで何らかの被害を受けたとしても、当然の報いとして受けるだけの覚悟は持っている。

たとえ料金が高かろうが、たとえサービスが悪かろうが、たとえスペックが他社に劣っていようが、そんなものは成海璃子をCMに起用してくれたドコモへの恩義に比べたら、塵ひとつほどの大きさも持たない。

だいたい、赤いドレスをまとった彼女から、「今後10年変わらず付き合ってくれますか?」と尋ねられているのだ。しかも少し不安の色をうかべながらだ。

「いいですとも!」と即答し、彼女の不安を取り去ってあげるのが、人間としての正しい道ではないだろうか。

だから私はこれからもドコモを選ぶ。

成海璃子が問い続けるかぎり。

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